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風の森「笊籬」シリーズ揃い踏み!

風の森「笊籬」シリーズ揃い踏み!_d0188154_153354.jpg笊籬(いかき)採りとは、油長酒造さんが室町時代から江戸時代にかけての酒造文書資料にある
「笊籬」という清酒造りの技法からヒントを得て、
独自で研究開発を重ねた全く新しい試みです。

技法は、もろみ中に笊籬状(ザル様のもの)の
スクリーンを沈め、もろみと清酒を分離する技法で、袋吊りの欠点を補える利点があります。
今までの袋吊りの大きな欠点は、袋より長時間にわたり滲みだした清酒が、周囲の空気に触れて酸化し、同時に香気成分も揮散することでした。

この新しい技法によって、無加圧に近い状態で
浸透してきたお酒を、周囲の空気に触れることなく
採ることが可能になりました。

大切に育て上げたもろみの風味そのままに、香気成分を揮散させず、旨味を壊すことも無くなる
メリットがあるそうです。

笊籬採りで搾ったお酒は、通常の風の森よりさらに炭酸ガスを多く含む爽快感のあるお酒です。
開栓直後は、微量の炭酸ガスで五味の旨みを感じ難いため、ゆっくり時間をかけて酒本来の
ポテンシャルを引き出して、お楽しみいただくことをお勧めいたします。

by kishidaya-now | 2010-11-01 15:06 | ★厳選地酒★  

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